映画 テイキング・チャンス

主人公がイラク戦争で戦死した青年兵士の遺体を家まで送り届けるまでを描いた映画。

観た人は戦死を美化していると感じるかもしれない。
僕もそう思わなくはないが、それにも増して儀式の意味を感じさせられた。

 

公の機関がイラクにおける戦死者を数えてはいない。
戦死者を数える体制がないので、ボランティアが数えている。

https://www.iraqbodycount.org/

 

威厳ある儀式と戦死者を数えない体制との狭間に割り切れなさを感じる者はいるのだろうか。