冬の観光と交通事故
昨日、知人が交通事故に巻き込まれた。
幸いケガなく済んだのが幸いだった。
状況は典型的な冬型の事故。
知人が主幹道路を走行していたところ、道路左の市道から、一時停止を止まり切れずに車が出てきたというもの。
冬は、このような自己が頻発する。
ところで。事故の相手はレンタカーを運転する東南アジアからの観光客。
北海道に住み慣れた我々も、ブレーキをかけても止まり切れなかったり、ハンドルを切っても曲がり切れなかったりという経験は、20km/hくらいの低速でも頻繁に経験する。
そう考えると、雪のない国から来た冬道運転の経験ない人に、車を貸すのはどうなのだろう。
「冬道に気を付けて運転して下さい」と言われても、何に気を付けて良いのかわからない。知識だけでは、冬道の事故は避けられない。
今日も、冬道経験のないドライバーが車を走らせるだろう。
自己なき事を願う。
映画 テイキング・チャンス
主人公がイラク戦争で戦死した青年兵士の遺体を家まで送り届けるまでを描いた映画。
観た人は戦死を美化していると感じるかもしれない。
僕もそう思わなくはないが、それにも増して儀式の意味を感じさせられた。
公の機関がイラクにおける戦死者を数えてはいない。
戦死者を数える体制がないので、ボランティアが数えている。
https://www.iraqbodycount.org/
威厳ある儀式と戦死者を数えない体制との狭間に割り切れなさを感じる者はいるのだろうか。